基本技


4ダイススタック
 ダイススタッキングの最も基本となる形のスタックです。


@ダイス1個で練習
   まずはダイス1個で練習してみましょう。右利きなら、ダイスの右側からカップを当て、中にダイスを入れます。
  拾う時はカップの右ふちがテーブルに付き、左ふちがダイスの大きさよりも少し上がった状態のまま滑らすようにしてダイスに当てます。
図1 (赤い線はカップの動かし方、青い線はダイスの動き方を示しています)

   そしてこのようにカップを当てただけではダイスは左に飛んでいくだけでカップの中には入らないので、
  今度は左ふちだけがテーブルに付くようにして、左側にカップを移動させます。
  すると、ダイスがカップの左側の面に移動し、さらに遠心力で底の方に移動します。
  左に移動していくダイスを左側からすくうようにカップを切り返すのです。

 ※このカップを左に倒す動作を、分かりやすいように技神が勝手に『返し』と命名します。※
図2

  『返し』をしてすぐにカップを右に向けるとダイスがカップの中にうまく入っています。
図3 (そしてダイスが1個入った状態で次のダイスをすくう動作に移れます)

   図2で、『返し』をしている時にダイスがカップの奥まで入っているように描かれていますが、
  感覚的には、『返し』をして、カップを右向きに戻している時(図3の状態に持っていく時)にダイスが中に入っていくような感じかもしれません。


   これはダイススタッキングの基本となる動作です。これからの発展も考え、これはマスターしておいたほうが良いでしょう。
  しかし、どうしても出来なければ、先へ進んでみるのも良いかもしれません。
  「1個だけすくうのができないのに4ダイススタックはできる」というパターンが存在する為です。


Aダイスの数を増やす
   次に数を増やしてやってみましょう。4個にいかず、まず2個や3個でやってみるのもいいでしょう。
  1個目をとって、2個目をとって・・・と順番にいくわけですが、
  1個ごとにしっかりと『返し』をして下さい。1個取る→返し→2個目を取る→返しと流れるようにダイスを取ってきます。
図4 (2個目でも『返し』を行い、ダイスが2個重なった状態に。)
図5 (4個目のダイスを取ったあと『返し』をして、元の状態に戻したときの積み上がり方)

   そして全てのダイスを取ったらカップのふちを全部テーブルにつけ、カップの動きを止める動作に入ります。
  すべてとったあとは、しばらく左右どちらかの方向にカップを流すように動かして、カップを「ピタ!!」っと止めます。
  するとダイスが遠心力によりカップに積み上がったまま倒れずに止まります。これでダイススタッキング基本完成です。
図6


B〜番外編〜全体的な流れ
   最後に「仕組みは分かったけどどう動かせばいいか分からない」という人の為に、
  全体的な4ダイススタックの動きの流れを教えます。
図7

  動画を見ても分かるように、まず縦に4個ダイスを並べ、手前から順にカップが円を描くように回してすくっていきます。

図8

  4個目を取る時も円を描くようにカップを回し、取り終わったら左右どちらかに少しの間、カップのふちを全部つけたまま滑らせ、
 カップを静止させます。(図8では右側へ滑らせた時を示しています。)
 そしてカップをゆっくり上げて、ダイスが4個積み上がっていたら成功という事です!

〜ちなみにかくし芸で堺さんは左側(体の内側)にカップを流した後止めていました。技神では右側で止めるのが主流です。(動画参照)〜

4ダイススタック


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