4ボール基本技
53
4ボールファウンテンからの変形技で、サイトスワップという種類に分類される技のひとつです。
53とは、「ボールを5ボールカスケードの高さで投げ、次に3ボールカスケードの高さで投げる。」という行動を指示しています。
右利きの場合、まず右手から5、左手から3で投げるパターンを練習してみましょう。(左手の場合、これらを左右逆にしてください。)
4ボールファウンテンを始めてください。
これが通常状態のファウンテンですね。右側は右手、左側は左手を表しています。
この状態から、@のボールを5で投げ、次にAのボールを3で投げるということをします。
右手からボールを5で投げるタイミングは、いつでも構いません。
4ボールファウンテンで本来は右上に投げているボールを、少し高めに左上に投げます。(@)
その直後、左手からは右手方向に3ボールカスケード程度の高さで投げます。(A)
まずはこの1ループだけやってみると良いでしょう。
5・3と投げ終わったら再度4ボールファウンテンへ戻ります。
最初は右手では「@のボールと赤いボール」 左手では「Aのボールと青いボール」を投げていたのが、
@とAが交換され、結果として右手で「Aと赤」 左手で「@と青」のボールで4ボールファウンテンをしてる状態になります。
連続で続ける
さきほどの1ループが出来ればもうほぼ完成です。
右手からの投げ出しを常に5で。左手からの投げ出しを常に3で。
これをやるだけで53になります。
最初はリズムをとるのが難しいので、左右交互に投げられるように、
「5、3、5、3、5、3・・・・・」
とリズムをとって投げていくと良いでしょう。
何はともあれ、完成形を見てみましょう。
バリエーション
さきほどの動画で、後半で説明していない形の53をやっていたと思います。
あれが53バリエーションです。
分かりやすく簡単なもので、2通りあります。
まず、@を赤いボールの外側から投げるパターン。(動画後半)
一見難しそうですが、右手からの投げを少し大きくすれば簡単に出来ます。
右手からの@の投げが赤いボールの外側を通ること以外は、最初と変わりありません。
次に、@を「赤いボールの内側を通す。外側を通す。内側を・・・」と交互に繰り返すパターン。(動画中盤)
いままでの2パターンが出来ていれば、交互にやるだけなのですぐに出来るようになるでしょう。
たったこれだけの工夫ですが、見栄えは大きく変わってきます。
このようにいろんな工夫をして練習を楽しんで見ましょう。