ミルズメス系


423
 サイトスワップという系統の技です。ミルズメスパターンへ応用します。


 実はこの「423」という動きの技は、多数存在します。
ややこしくなってしまうので、私はミルズメスの動きへ応用するこの技だけを「423」と呼んでいます。


まず、この数字列「423」の意味は、順番に投げる3つのボールの軌道を指示しています。

「4」=ボールを4ボールファウンテンの高さで投げ、
「2」=次はボールを
投げずに持ったまま
「3」=最後はボールを
3ボールカスケードの高さで投げる。

という意味を指しています。




まずは、ミルズメスのようなイメージで、
右手に2個、左手に1個ボールを持ち、右手が上になるように腕をクロスします。
(もちろん逆でも構いません。その場合は今後左右逆にして読んでください。)




そして、赤いボールを「4」として、少し高めに投げます




そして手のクロスをほどきます。




本来のミルズメスだったら、このとき黄色ボールを投げるのですが、
次の指示が「2」なので、投げずに持ったまま、左手を上にするようにクロスします。

次は青いボールを投げる順番です。
最後の指示は「3」ですから、3ボールカスケードくらいの高さで投げ上げ、同時に赤いボールをキャッチします。




そして、「423」と3個のボールの軌道の指示が終わったので、もう一度「423」とボールを投げ始めます。423423423・・・と続くのです。
ジャグリングは基本的には手を交互に使いますから、
さきほどの「4」を右手で投げたので、今度の「4」は左手から投げられることになります。

 つまり、現在左手で持っている、「黄色のボール」を「4」で投げます
それと同時に、青いボールをキャッチしてしまいましょう。




そして左手で青いボールをキャッチした時、
写真2枚目の左右逆バージョンの形になっています。

つまり、「4」を投げ終わった直後ですね。
これからは、今までやってきたことを左右逆でやります。そしてまた「423」と投げ終わったら、
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この技は、右手で2個持った状態から始める423と、左手で2個持った状態から始める423の両方ができれば、
自然とできるようになります。
まずはそれぞれの3投をしっかり身につけることが大事です。




この技で一番難しいところは、「2」の部分
いつもは投げているボールを、投げずにじっと我慢するのは意外と難しいものです。
「投げない、投げない・・・。」と頑張ってこらえましょう。


423


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