エレベーター系


センターエレベーター


 今日は、エレベーター系の変化技、センターエレベーターね。

 ただエレベーターを体の真ん中でやるだけ?

 そうだったら苦労しなくていいのだけれど。
          といっても、センターエレベーターも簡単な技だから、ここの解説を見ればすぐに出来るようになると思うよ。
          個人差はあると思うけどね。

 そういえば通販で 「効果には個人差があります」 って出るよねー。あれは卑怯だとおもうよー。

 あ、それ分かるー。この間、通販で 「簡単に痩せる!」って紹介されてたやつ買ったのに、全然・・・

 ・・・・・・。

 ・・・・・・。



 さ、さぁ!それじゃぁセンターエレベーターの解説にいこっか!

 (先生って・・・もしかして通販マニアなのかな)


解説パート


 じゃ、じゃぁ早速解説を始めるね。まず、図1のように2本のスティックを右手にまとめて持って
          左手で左スティックとディアボロの間の紐を掴むの。
          今回は分かりやすいように紐を赤くマーキングしてみました。

図1

 そこから、左手で紐をつかんだまま、ディアボロを少し跳ね上げて・・・
          紐を2本にまとめるように持って、図2のようにディアボロを紐2本の上に乗せてね。

図2

 そうしたら左手で掴んでいる紐を、そのまま右に移動させて、
          右手にある2本のスティックの間に持ってくるのよ。それが下にある図3の状態。

図3

 図3のとき、ディアボロには紐が1本だけ巻き付いて、ラップ状態になっているの。
          だから、ディアボロを2本のスティックの間から・・・下から上に通してあげて、
          左手で持った紐を上に引っ張って、右手でもった2本のスティックを下に引っ張れば
          普通のエレベーターと同じ原理で上にのぼっていくのよ。

 わわっ ディアボロがスティックとぶつかって傾いちゃった・・・

 ディアボロを2本のスティックの間から通して上げるときは、
          2本のスティックの空間を大きく広げてあげないとディアボロをぶつかってしまうよ。
          箸で大きなものを掴むときのように、右手で自由に広さを変えられるように練習してみてね。

 お箸つかうの苦手なんだけどなあ・・・
          あれ・・・?今ぶつからずにできたのに、ディアボロが上まであがっていってくれないよ?

 この技もエレベーター系だから、速い回転を必要とするの。
          だから、出来る限り強い回転をつけてから技に挑戦したほうがいいよ。

 あ、そうだよねーエレベーターだもんね。・・・ところで、上まで上がったらどうするんですか?

 ディアボロがエレベーターで上まで昇ったら、図4の矢印のように、
          自分の体の左側に向かって、ディアボロを落として、左手で掴んでいる紐も離すのよ。
          そしたら右手で持っていた2本のスティックのうち1本を左手に渡して、最初の状態に戻って完成ね。

図4

 あれ?でも先生、この状態だと紐がクロスしちゃってる・・・。

 そうなの。図4のようにディアボロを左に落としただけだと、紐はクロスしたまま終わっちゃうの。
          ここからどう処理するかは、個人の自由なんだけど・・・。

 じゃぁ、いつもみたいに腕を交差してディアボロを投げ上げてから、腕の交差をといてキャッチ・・・でいいんだね。

 そうね。それでも構わないけど、さっきの・・・右手から左手にスティックを1本渡すときに、
          最初に右手で持っていた方のスティックを左手に渡すと、紐のクロスがない状態で終われるよ。
          それか、その紐のクロスを活かして他の技にも繋げられるから、慣れてきたらいろいろ挑戦してみてね。


センターエレベーター


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