腕のまわり系
フィギュアエイト
フィギュアエイトは、両腕のまわりを少し発展させた技よ。
ふぃぎゅあっと♪ ふぃーぎゅあっと♪ ふぃーぎゅ@♪
・・・・・・あっとめいと♪
おお!
おお って・・・。確かに名前の響きは似ているけれど、一部の人にしか伝わらないことを言わせないように。
それに、「フィギュア」は「人形」という意味ではなくて、「形作る」という意味よ。
がちゃがちゃきゅ〜っと
ふぃぎゅあっと♪
おおお!
(・・・・・・もう なんでもいいわ。)
解説パート
さっきもいったけれど、「フィギュア」は「形作る」って意味だから、
この技、フィギュアエイトは「8の字を形作る」って意味ね。
たしか、両腕の周りからやるんだよね〜?
そうそう。やり方は簡単よ。でも、少しコツがいる技だわ。
まずは一通りやり方を見ていこうね。
図1
図1が、普通の両腕のまわりよね。自分からみて時計回りにディアボロを動かしているわ。
うんうん。ここから、8の字を形作るの?
図2
そういうこと。さっきまでの円の動きから、ここで少し変化させるわ。
図3のように、両腕の間からディアボロを跳ね上げて、腕の上からでた紐でキャッチするの。
キャッチの時は普通の腕のまわりと同じイメージね。
そっか、それを反対でもやれば、8の字になるね!
そうね。図2で、左スティック側に投げ上げた後、また真ん中にきたら、右スティック側に跳ね上げるの。
図3
それで図3のように、真ん中にきたら常に投げ上げて・・・ってやれば、ディアボロの軌道が8を横にした感じになるの。
これがフィギュアエイトの全体像よ。
意外と仕組みは簡単だね。でもたしか、コツがいるんだよね?
そう。えっとね、まず大切なのは、フィギュアエイトに入るときは図2の動きの通りにすること。
詳しく言うと、右スティック側から紐の上を転がってきた時に、左側に跳ね上げることで技に入るの。
まさに図2の通りね。
図2
右側からディアボロが来た時に跳ね上げないとダメ・・・ってこと?
どうして左側からディアボロが来た時に技を始めちゃだめなの?
ディアボロが左から来る時っていうのは、左スティックから右スティック側に向かって投げるときだよね。
そこから8の字にしようとしたら、一度真ん中にディアボロを落としてから技に入るから、8の字の軌道が本来と逆になるよね。
分かりやすく言えば・・・普通のフィギュアエイトは、「真ん中から投げ上げる」だったけれど、
これじゃぁ、「真ん中でディアボロをキャッチする」になっちゃうの。これは、すごくやりづらいのよ。
そっか〜・・・左からだと、逆まわりになっちゃうんだね。
そういうこと。それにもし・・・左から始めて本来の軌道にしようとするなら、
真ん中でキャッチしてから、すぐに右に跳ね上げなきゃいけないわ。これはすごい難しいし、無駄な動きだよね。
右から始めればすんなり入れるのに、左からだと無駄な動きが増えちゃうんだね。
そうね。だから、図2の通りフィギュアエイトに入るのが一番。
そして、次の大事なポイントは、ディアボロを投げ上げるときの力の使い方。
そういえば、真ん中から投げ上げるのって、やったことないや。どうすればいいんだろう?
真ん中から投げ上げるとき、両腕は固定されちゃってて自由に動かせないし、
両肘で紐がひっかかってるから、紐に力も伝えづらいよね。
だから、上半身・・・むしろ体全体を使ってディアボロを跳ね上げるの。
今までの腕のまわりは、手だけ使う感じが多かったけど、これはダイナミックな技になりそうだね。
そうだね〜大きな体の動きが必要になるからね。
投げ上げるときは、両スティックを少し上に引っ張って、紐が張った状態にすると楽かもね。
それじゃぁ、最後に動画を見て、今までのポイントをおさらいしてみてね。