エレベーター系
キックエレベーター
キックエレベーターは、
・右スティックを手から離す
・スティックを蹴ってディアボロに紐を1巻きさせる。
・蹴ったスティックをキャッチし、普通のエレベーターに入る
の3つの動きから構成されます。仕組みはいつものエレベーターと変わりません。
それでは順番に解説していきましょう。
@まず右スティックを離します。どうするかというと、スティックの紐を結んである穴よりも上のスティックの部分が
ディアボロのベアリング部分とくっついてるような位置関係にして、静かにスティックを置くように離すのです。
図1
この時、図を見ても分かるように、右スティックの紐の結び目より上のほんの少しのスティック部分が支えになりディアボロが落ちません。
このときはまだディアボロに紐は巻き付いていません。
A次にスティックを蹴ります。ディアボロに紐が1巻きするように、自分から見て左側から右スティックが反時計回りに動くように蹴ります。
するとスティックがディアボロの周りをグルリと周り、紐が1巻きした状態になります。
ディアボロの周りを回ってきたスティックを、あいている右手でキャッチし、ピンと紐を張りましょう。
ディアボロに紐が1巻きしているときに、紐を上下にピンと張ると、ディアボロが上っていきますね?
エレベーターの基本形です。この時左手が上、右手が下となるのはエレベーターと同じです。
そして、上ったディアボロを、普通のエレベーターの時と同じように動かし、紐を元の状態に戻します。
普通のエレベーターの紐の巻きつけを、手を使ってしないというだけで、仕組みは普通のエレベーターとまったく変わりません。
※注意※
この時蹴ったスティックが、左スティックからたれている紐の、向こう側を通り1巻きされれば、技を終えたとき紐は元の状態に戻りますが、手前側を通ってしまった場合、紐をほどいたとき、紐がねじれている状態になってしまいます。スティックを蹴るときのコントロールは難しいのですが、左スティックからたれている紐の向こう側を通しましょう。
また、カーボンスティックなど、スティックの先端から紐がでている特殊なスティックでは、
図1のようにスティックを軸にひっかけることが出来ないので、この技をやるのは不可能です。