いろいろな加速技の基本になる技です。アイドリングやパワー・プルより素早く強い回転を付けられます。
スティックをディアボロの周りをまわるように動かし、
紐がディアボロの軸に１回巻きついた状態にして、パワープルをすることをラップを呼びます。
右スティックを回してディアボロに紐を巻きつけることを右巻き、
左スティックを回してディアボロに紐を巻きつけることを左巻きと呼んでいます。
（注）ディアボロの手前から紐をかけるか奥から紐をかけるかなどの問題がありますが、
どちらでもできます。でも今は手前からかける方で練習しておくと良いでしょう。
また、このように紐を軸に巻きつけると、ディアボロが紐と絡まってしまう危険があります。
上手くいけば強い回転を得られますが、失敗すると回転がなくなってしまう、諸刃の剣な技でもあります。
これを防ぐためには、左右のスティックの位置が問題になってきます。
右巻きのとき、図１のように右スティックを手前に引きながらラップをすると、絡まりにくくなります。（動画前半）
（図１）右巻きの時また、左巻きのとき、図２のように左スティックを手前に引いたままラップをすると、絡まりにくくなります。（動画後半）
(図２)左巻きの時