はじめに
カーボン製スティックに紐をつける
カーボン製スティックにしたの?リッチねぇ〜。それじゃぁ早速、カーボン製タイプの紐のつけ方を解説していくね。
ちなみに、「カーボン製タイプ」に含まれるスティックは、
「ファイバー」、「カーボン」、「カーボンショート」、「フェイリンカーボン」、「フェイリンカーボンショート」の5種類よ。
これらのスティックは全部、これから説明するのと同じ方法で紐をつけるの。
図1 図2 図3
図1が、カーボン製タイプのスティックに紐が付いていない状態よ。
その先端・・・写真で言うと上側に、図2のような穴が開いているから、そこから紐を通して、図3のように下まで通してね。
下から紐が出てこないよ・・・。穴小さいと思う。
下側の、紐を出すほうの穴は基本的に小さく作られてるのよ。
紐の先が広がってたりすると紐が通らないから、先端をハサミで少し切ったり、ライターで少し焼いたりして紐をまとめるといいよ。
それか・・・やりたくないと思うけれど、紐の先を舐めて、濡らす事でまとめる方法もあるよ。
それじゃぁ、とりあえずハサミで切ろっかな。
図4
それで、図4のように結び目を作って、紐がスティックから抜けないようにすれば紐をつける作業は終わり。
なーんだ。紐を通して結ぶだけか。簡単で良かった。
そうね。カーボン製タイプはこれだけで良いから楽よね。
でも、ひとつ注意があるんだけれど、結び目が小さいと・・・たまに紐がひっぱられて、
結び目がついたまま紐がスティックの中に入ってしまうことがあるの。
そうなると、入り具合にもよるけれど基本的に取る方法はないわ。
買い直しにならないために、結び目を大きく作ったり、結び目を2重にしたり・・・結び目より先の紐に余分な長さをとっておくのもいいわね。
先生は、スティックに紐が入っちゃったことある?
・・・。2回くらいあるわ。その度に買いなおして、泣きそうになったっけ。
でも、フェイリンカーボンシリーズは、それが起こりにくいように、紐を通す穴が小さくなってるのよ。
おかげで紐はすごく通しにくいけれど。
そうなんだー・・・ って あれ?
スティックに上から紐を通すってことは、紐の長さがすごく長くないとダメ?
そうなのよ。カーボン製タイプは、紐をスティックの中に通して、紐の結び目は下に作るから、
木製スティックと比べると、スティックの長さ2本分くらい紐を長く使うことになるわ。
これはカーボン製タイプの欠点でもあるわね。
ぜいたく〜!まさに、お金持ち用〜って感じだね。
図5
あはは、そうね。正直言うともったいないけどね。
今までの作業を、もう1本のスティックにもやって、完成したのが図5の状態よ。
まぁ、これでスティックの準備は完了!早速、次のステップ「紐の長さを調整する」にいこーね。