ウィンドミル系
3、傾き直し
ウィンドミルをしていると、どうしてもディアボロが傾いてきます。それを直すのがこの傾き直しです。
傾き直しは非常に難しく、2ディアを目指す人の最大の壁となるでしょう。
@左右の傾き直し
ウィンドミルの傾き直しはディアボロが右スティックの方に飛んできたときに、
カップを直接スティックの先端で触るようにして直します。
まずはディアボロの左右のずれに対応できるようにしましょう。
カップをスティックで触るだけでディアボロの傾きは直ります。
左にずれた場合(奥のカップを触る)
右にずれた場合(手前のカップを触る)
つまり、触ったほうのカップが右側に移動します。
A上下の傾き直し
最も難しいのがディアボロが上下に傾いたときの修正です。
このABCDの場所をこれから説明する上で基本的な位置分けとします。
【奥のカップが上にあがった場合】
Bをさわる or Cをさわる
【手前のカップが上にあがった場合】
Dをさわる or Aをさわる
ディアボロの下がっているほうのカップの左半分(A
or C)をさわると上がり、
ディアボロの上がっているほうのカップの右半分(B
or D)をさわれば下がります。
ここまでくれば勘付いた人もいるかもしれませんが、まとめると
「上がっている方のカップの右側をさわれば元に戻ります。」
(逆に、下がっている方のカップの左側をさわれば直ります)
なんだかややこしくなってしまいましたが、こればかりは練習を重ねて自然とできるように体に覚えこませるしかありません。
※注意※
ここまで、「左右」と「上下」の傾き直しを紹介してきましたが、
カップに触れば、左右と上下のディアボロの傾き変動が同時におこります。
つまり、ディアボロが左右にずれていなかったとしても、上下の傾きを直せばそれにあわせてカップが左右に動くため、
今度は左右の傾き直しが必要になります。
左右の傾きを直すと今度は上下が・・・・という風に悪循環が起こってしまいます。
・・・これを解決するために「A上下の傾き直し」での4つの場所分けがあるのです。
奥のカップが上がってしまった場合を例に考えてみましょう。
BとC、どちらをさわっても奥のカップが下がり、傾きが直ります。
しかし、Bをさわれば同時に奥のカップが右に、Cをさわれば手前のカップが右に動きます。
これで違いがわかったでしょうか?
例:奥のカップが左にずれて上がってしまった場合。 |
答:Bをさわればうまく左右上下が同時に傾きが直ります |
これがなぜかわかりますか?いまいちわからないという人はもう1度ゆっくり読み直してみましょう。
Bカップのさわり方
また、カップのさわり方がわからないという人のために少しアドバイスをしておきます。
カップをさわることばかり意識するとスティックの位置がおかしくなり、
飛んできたディアボロを紐でキャッチできずに、飛んでいってしまうことでしょう。
これを解決するには、スティックの先端の位置はいつもと変えず、スティックの後ろ側の角度のみ変えましょう。
通常時奥のカップをさわる時手前のカップをさわる時
カップの左側をさわる時は右腕でディアボロを抱え込むような感じにして、
スティックの先端を下げてさわるようにしたほうがやりやすいでしょう。
(すいませんまだ動画はありません・・・)