4ボール基本技


4ボールファウンテン
 今度は、投げるボールを1つ増やしてみましょう。
あなたの身近に、妙にジャグリングが上手な人がいたとしても、その人が4つのボールを操れるなんて事はまず無いはずです。
4個のボールを投げることができれば、きっと周りの人から一目置かれるようになることでしょう。


投げ方のパターン
 
4ボールファウンテンは、ツー・イン・ワンハンドをただ単に両手同時にやっているだけなのです。
まずはツー・イン・ワンハンドを左右どちらの手でもきちんとできるようになりましょう。

 4ボールファウンテンには基本的に、

@アシンクロファウンテン(両手で交互にボールが円を描くように投げていく)
Aシンクロファウンテン(両手同時にボールが円を描くように投げていく)

Bコラム(4個のボールを全て真上に投げる)

といった3通りがあります。最初は@のアシンクロファウンテンを練習しましょう。


2個のボールで練習
 「もうツー・イン・ワンハンドは出来るのになぜいまさら2個の練習?」
と思うかもしれませんが、4ボールファウンテンをするのには、
ただ単にツー・イン・ワンハンドが両手でできればそれでいいというわけではありません。

 4ボールファウンテンは、左右単独のパターンなので、きちんと左右の2つを区別する必要があります。
今の段階でツー・イン・ワンハンドを体の中央でやっている人は、これからの発展を考えて、
右手は体の右半分、左手は左半分のみのスペースを使ってやりましょう。
体の中央に何か仕切りを置いてそれに当たらないように練習するのも効果的です。
 左右ともに100回くらいいけるようになれば次に進んでも良いのではないでしょうか。
2個のボールで練習


4ボールファウンテン
 さきほどの練習ができればすぐにボールを4個使った練習に入りましょう。

 両手に2個ずつ持って、「右、左、右、左・・・」と交互にボールを投げるようにしてツー・イン・ワンハンドをします。
最初はボールが真上に上がってしまったりして、衝突してしまったりしますが、
落ち着いてボールが左右にちゃんと広がるように投げることを意識しましょう。
 (ボールを外側から内側に向かって投げる人がいるようですが、このパターンは難しいです。基本は内側から外側に広がるように投げます)

 最初は4個すべてを投げ出して、それをすべてキャッチしてパターンを止める(フラッシュ)という練習が効果的です。
無理に続けようとせずに、きちんと投げられる回数を徐々に増やしていくことが重要です。



 ここで重要になってくるのが、手の軌道です。みなさん投げるボールの軌道ばかりに気を取られていませんか?
  4ボールではキャッチの後の手のクッションも必要です。これはノット個人の見解ですが、練習している人を見ていると、
  キャッチしたあと手がほとんど動かずにその場でまたボールを弾くように投げ出そうとしている人が多いようです。
  これではコントロールしにくいのでボールの軌道も不安定になりますし、ボールに高さが出にくいので衝突しやすくなります。
  ボールをキャッチしたあと、少し腕を沈み込ませるように下げて、そのボール次に投げるまでの時間を長く取りましょう。


 アシンクロの練習の合間にシンクロやコラムなどの練習をしてみるのもいいでしょう。
中にはこちらのほうが楽に感じるという人もいるでしょうが、アシンクロが4ボールの基本となる形ですので、そちらを優先して練習しましょう。

4ボールファウンテン


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