３ボールミルズ・メス系
ウィンド・ミル
この技はボールがすべて同じ軌道を描いて一方方向にぐるぐると回り続けるとてもユニークなパターンです。
非常に有名で難解な技「ミルズ・メス」を習得するためにはこの技が必要でしょう。
初めのうちはボールの動きを理解することから始めます。まずは右手からやってみましょう。
①普通にカスケードしている時に１回右手からオーバー・ザ・トップを投げます。
②次に左手のボールは持ったままに右手が上になるように両手を交差してください。
③左手のボールを交差した右手の下から、①で投げたボールの軌道を追うように左に向かって投げます。
④その後、手の交差を解いて③で投げたボールを追うように右手のボールを左に向かって投げます。
⑤それからは②に戻って同じ事を繰り返す。
これが一連の流れです。頭で理解するのは困難ですから実際にボールを持ってやってみると良いでしょう。
しかし、当たり前のようですが、投げるだけではなくキャッチもできなければパターンは完成しません。
ボールをキャッチするタイミングは、
①でオーバー・ザ・トップで投げたボール：③で手の交差を解いた後の左手
③で右手の下から投げたボール：②で交差した後の右手
キャッチは慣れてくれば頭で考えなくても自然とできるようになるでしょう。
最初のうちはきちんと投げることを集中しましょう。
多くの人が陥る問題点は、
「③で右腕の下から投げたボールが左に飛ばず、真上に上がってしまうこと」
これは多くの人が悩むのですが、これといった解決策もありません。落ち着いてきちんと左方向へ投げようという意識をもって投げましょう。
ウィンド・ミルは左右非対称のパターンですから、もちろん左手でも練習しましょう。
しかし、難解なパターンですので、この文章を頭の中で左右置き換えるのは難しいと思います。
そこで、左手パターン専用の解説ページを用意しました。ご活用ください。
ウィンドミル左手バージョンページ