スプリンクラー系
左がけスプリンクラー
今日はスプリンクラーの基本、左がけスプリンクラーね。
「2ディアボロを始めて、最初に練習するのがコレ」と考える人も少なくないわ。
てことは、結構簡単なんだねー?
そうねぇ・・・人によるとは思うけど、2ディアボロの技の中では簡単な方だと思うよ。
それじゃぁ、あたしもこれ最初にやる!
しかもこの技は見栄えが結構良いから、パフォーマンスで使う人が多いの。
覚えやすくて使いやすい、すばらしい技よ!
ほほう〜それはお買い得ですなぁ
あ、今日お魚の安売りの日だったわ・・・。これ終わったら行かなきゃ。
わー まるで主婦だね・・・・・・。
解説パート ★原理★
スプリンクラーは、最初は難しそうに見えるかもしれないけれど、
原理を覚えてしまえばすごく簡単だし、自分で応用できるようにもなるの。
図1
図1が、スプリンクラー中のディアボロの状態。
この状態だけみると、「ただ短い紐の上でディアボロがただ回っている」ように見えるわね。
先生。なにが起こってるのかサッパリ分かりません。あと、なんで紐がこんなに短いのかも分かりません。なんで・・・
おっっ・・・ 落ち着いてかえるん。これから説明していくから。
図2
図2が、スプリンクラー中のディアボロの動きを止めた写真よ。
写真上では2個のディアボロがくっついてるけど、実際は図1みたいに離れてるからね。
ここで注目して欲しいのが、2個のディアボロに巻き付いている紐よ。拡大するわね・・・
図3
図3は、図2の拡大写真ね!
ほら、よく見て!2個のディアボロの両方に、紐がぐるっと1回転してるでしょ?!
実はスプリンクラーは、ディアボロ2個を同時にラップ状態にすることなの!
な、なんだってー!
・・・・・・。
・・・・・・。で、どうやるんですか?
あ、あぁそうね。まずは、1ディアボロの時のラップの動きを思い出してみるのがいいわ。大きく分けると、
「右スティックを反時計回りに動かして紐を巻き付ける方法」と
「左スティックを時計回りに動かして紐を巻き付ける方法」の2つがあったと思うけど、
左がけスプリンクラーでは、左スティックを動かす方を使うの。
つまり〜・・・左スティックを時計回りに動かして、2個のディアボロ両方に紐を巻き付ければ、
スプリンクラーの完成・・・ってことですか?
そういうこと。実際やってる時にこんなこと考えてる人は少ないと思うんだけど、
「2個のディアボロをまとめて ひとつの物体だと思い込んで、その物体に左巻きラップする」
って考えると、スプリンクラーの動きがイメージしやすいと思うわ。
解説パート
スプリンクラーの仕組み?は分かったんだけど・・・どうやればいいのかがイマイチ・・・
2ディアボロでは、常にディアボロを動かし続けてるから、タイミングが難しいよね。
基本的にウィンドミル状態では、右スティックでディアボロを押し出して、左スティックはあんまり動かしてないよね?
でも今回は、1回だけ強く右スティックでディアボロを押し出す必要があるの。
スプリンクラーに入るタイミングは、右スティックでディアボロを強く押し出した、その直後よ。
それじゃぁ、右スティックで強く押し出したらすぐに、左巻きラップをする・・・ってこと?
そうそう。右スティックでディアボロ1個を強く押し出した直後は、普段は離れてる2個のディアボロが近い位置になるから、
左巻きラップの動きがしやすいのよ。
でも普通に左巻きラップするんじゃなくて、左スティックも強く大きく動かしてあげる必要があるわ。
ここで動画を見てみて。左スティックに注目すると、時計回りにぐるっと動かして、まるで左ラップしているように見えると思うわ。